ロードバイクはもともと自転車レースのために開発された自転車ですが、ロードバイクで旅をする人もたくさんおり、日本縦断をしたり100日以上ロードバイクで走行したりする人もいます。
ロードバイクでの旅は、車や電車の旅行では味わえない魅力がたくさんあるので人気が出ています。
ロードバイクを持っているけど、どうすればいいか分からなくて人向けにロードバイク旅をする方法をご紹介します。
この記事に書いてあること
ロードバイク旅とは
「ロードバイク旅」は、風景を楽しみながらロードバイクで旅をすることです。ロードバイクを旅に使うと、その軽快感よりそこそこ距離も稼げクロスバイクやツーリングバイクなどよりもスピードや走りも楽しいと思います。
ロードバイクはレースをするためのものだと思う人も多いかもしれませんが、最近はツーリング目的で利用する人がたくさんいます。
ツーリングであれば自分の好きな速さで走行できます。
車での旅とは違い、ガソリンや電気を使わないので環境にやさしいことと、免許がなくてもいいので学生などでも簡単に旅が始められるのも魅力の一つです。
また、車だと行きにくい場所があったり、後続車が気になってゆっくりと旅が楽しめなかったりすることもありますが、ロードバイクであれば融通が利くのもうれしい点です。
まずは週末1泊2日で
ロードバイクのスペックにより、日帰りのみの旅なのか、何泊かする旅ができるのかが変わってきます。
また、自身の体力も影響してくるので、初心者の場合だと、遠出が困難なこともあります。
初心者は遠出をする場合はある程度練習をしてからにしたほうが良いです。
また、ロードバイク旅は実際に旅をしてみないとわからない知識や、トラブルがあるので、1歩ずつ経験を積んだ人が安全に旅をできます。
旅の回数を重ねていくと旅の計画や必要なもの、荷物を積む方法などが分かってきます。
まずは、日帰りや1泊2日のコンパクトな旅で経験を積むようにします。
距離は1日100km程度
ロードバイク旅は、事前に計画を立てることが重要です。旅の計画で目的地をまでのルートを決めます。
その際、距離は初心者の場合は1日あたり100km程度までを目安に設定します。
個人の体力にもよりますが、1日あたり100km程度であれば、帰りに疲労困憊して帰れなくなることもないですし、旅の途中でロードバイクにトラブルがあった場合も自宅からの距離がさほど遠くないので安心できる距離です。
途中で観光巡りをする場合は、観光巡りに費やす時間も考慮して、予定がタイトにならないよう距離を設定します。
旅行は予想外の出逢いがあるのも面白さのひとつですが、想定よりも時間がオーバーすることもあり得るので、余裕を持って計画することをおすすめします。
輪行をフル活用する
「輪行」は、ロードバイクを電車やバスなどの公共交通機関に載せて移動することです。
ロードバイクでできる旅は行動範囲が限られるで、ずっと同じではマンネリ化してしまいます。
雰囲気を変えたい場合は電車などの交通機関を使ってロードバイクと共に遠い場所へ移動すれば、ふだんは行けない場所でツーリングを楽しめます。
輪行は、ロードバイクのフロントタイヤ、リアタイヤ、付属品を外して、金具で止めるなどして安定させて袋に入れて持ち運びできるようにします。
タイヤなどを外して袋へ入れる作業は慣れていないと30分以上かかることもあるので、初めての人は大変ですが、何度か練習していくうちに慣れてきます。
電車で移動する場合は、広い改札口を利用したり、車両の端っこに乗ったりして周りの人に邪魔にならないようマナーを心がけることが大事です。
少し大変ですが、輪行ができるようになれば、行動範囲は広がり今まで以上にロードバイクが楽しくなります。
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ホテル泊がおすすめ
ロードバイクで長距離走行する場合にホテル泊をして旅を楽しむこともできます。また、ホテルに泊まり、朝食をしっかり取ってエネルギー補給することも重要です。
サイクリストに喜ばれるのは、部屋に自転車を持ち込めるホテルで、そういったホテルは割と多いです。
部屋に自転車を持ち込めると盗難の心配がないのと、メンテナンスができるというメリットがあります。
中にはサイクルチューブの用意がされているホテルもあります。
しかし、ホテルによっては、輪行袋に入れた場合のみ部屋に持ち込めるところや、サイクルチューブの用意がないところもあるので注意が必要です。
またホテルであれば、アメニティの充実や部屋着の用意があり、それらをバイクで持っていく必要がなくなり荷物軽減にも繋がります。
ロードバイク旅に必要費用
ロードバイク旅はガソリン代や運賃を気にしなくてよいので、車や公共の交通機関と違って費用が掛からないのがうれしい点です。
しかし、所持金0で旅をするわけにはいきません。
ロードバイク旅を楽しむうえで観光費は要りますし、ホテルに泊まる場合は宿泊費も必要です。
食費
せっかく旅をするのであれば、ご当地の美味しいものを食べるのも楽しみのひとつです。
しかもロードバイクで走行して空腹にした状態での食事はどんな高級料理よりも美味しく感じるものです。
ロードバイク旅に必要な費用で大きなウエイトを占めるのが食費です。
ご当地グルメを食べて楽しむことも大事ですが、なにより走行に備えて栄養補給をしっかりしておくことです。
何を食べるかにもよりますが、最低でも1日2,000円は必要になります。
宿泊費
ホテルに泊まる場合は、宿泊費が必要になります。
宿泊費は、場所やホテル、プランによって異なります。
少し金額は上がりますが、朝のエネルギー補給は走行するうえで重要なので、朝食付きをおすすめします。
宿泊費を節約するため、野宿をしたりキャンプで寝泊まりをしたりするのも良いですが、体調を考慮し、自身に合った宿泊をすることが大事です。
観光費
ロードバイク旅の途中で、博物館や庭園がある場合に入園料が必要です。
せっかくの旅ですから寄ってみたい施設があったらしっかり観光しておくことです。
また、家族や知人へのお土産代も必要になります。
旅の思い出話と共にお土産を渡しましょう。
輪行の場合は交通費
輪行する場合は電車賃やフェリー代が必要です。ロードバイクだけでの移動であれば必要はありませんが、公共交通機関を利用してロードバイク旅がしたいのであれば、交通費を用意しておきます。
また、旅先でのトラブルを想定し、公共交通機関で帰宅する分の交通費は考慮しておくことをおすすめします。そして必ずロードバイク旅に限らずもしものため輪行袋の携帯はおすすめします。
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まとめ
ロードバイク旅はいろいろな楽しみ方がありますが、事前の計画がとても大事です。知識と体力が必要ですが、経験を積んでいくことで行動範囲が広を広げることができます。
少しハードルが高く感じられることもありますが、それを達成することでロードバイクがさらに好きになります。
無理のいない範囲で少しずつトライしてみると良いです。